昨日、中野新橋界隈で見付けた鰻屋「すが原」に、今日入店して見た。
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相変わらず気温は低いが天気はいい。
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「すが原」に到着した。
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店内は昭和のままだ。居心地がとてもいい。
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うな重を食べる前には余計なものは食べない。昼間から酒は如何なものかなと思ったのだが、ドリンクメニューに二本松の大七があったので、懐かしくなって思わず注文してしまった。突き出しに生姜風味で炊いた利尻昆布が出た。

大七をちびちび飲みながらうな重を待つ。
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うな重が来た。テーブルの上に山椒がなかったのだが、最初からふりかけてあった。蓋を開けた瞬間に山椒の香りが拡がった。蒲焼の味付けはとても辛口で僕好みだった。ここまで辛口のタレを使っているのは、松陰神社前の「一二三」本所吾妻橋の「鰻禅」ぐらいだろう。
身は表面はカリカリ、中はフワフワだ。備長炭一筋七十年を謳うだけのことはある。芸妓さん達も、ここのうな重を食べたのだろうか。

ごちそうさまでした。

追記
近くの建物の狭間に「悠池弁財天」が祀られていた。どうもこの辺りは昔は湿地で、埋め立てて花街が築かれたようだ。
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